空の境界 未来福音


 未来って言われても気づかなかったけど、瀬尾か……

 コミケで必至こいて(それでもサークル入場だったからまだマシだったけど)購入した竹箒の同人誌。必至こいて買ったのは良いけど、なかなか読む気が起きなくて、やっと読了。
 タイトルの未来福音の未来って言われても気づかなかったけど、瀬尾か……時系列的には、秋葉様と愉快な仲間達シリーズとどっちが先だっけか、思い出せない。発表はらっきょの方が早かったハズだけど、どうだったかな?
 話は両義式vs爆弾魔と、お人好し黒めがねvs未来視美少女が平行して同時進行する展開。フォントの太さで区別してるみたい。ページ数が圧倒的に少ないせいもあるけど、あまり盛り上がらずに終了。けど面白かった。
 式の魔眼のチートっぷりは既に本編の第三章で分かってたけど、形になった未来を殺すってどうなのよ、とか所々突っ込みは入れたかったけど、まあ那須先生だし。気にしたら負けかなと。相変わらずの幹也君のスケこましっぷりも健在で、ははは、ファック。いや、羨ましい。
 空の境界という作品そのものに対する後日談らしきエピローグも付いていて、式は一児の母に、幹也は立派なYAKUZAになってました。ははは、ファック。あれ? でも幹也って死ぬことが予言されてなかったっけ? まあいいや。そろそろもう一回くらい空の境界を読み直さないと忘れてる感じの設定もぼろぼろ出てきて、自分の若年性健忘症を再認識。
 最後の最後で出てきた殺人鬼は、最初は白純里緒かと思ったけど、最後まで読むと識だったようです。
 個人的に非常に不満だったのは、鮮花ちゃんの出番が皆無だったこと(マンガにホンのちょっとと、話の最後に本当にちょっとだけ)。鮮花ファンとして謝罪と賠償を(ry

 名言
「面白いことはなかったんだけど、目新しいコトなら一つ。ワタクシ、この度はじめて失恋というものを経験しました」
"――でも、貴方の夢は生き続けるわ――"