薔薇と拳銃(ナッソーの夜:再読)

007/薔薇と拳銃 (創元推理文庫)

007/薔薇と拳銃 (創元推理文庫)

 公開中の007最新作「慰めの報酬」の原作が、この薔薇と拳銃に収録されている「ナッソーの夜」と聞いたので、映画を観に行く前に本棚から引っ張り出して再読。
 映画の前作「カジノロワイヤル」の合わせて、推理総元文庫から新装版の「カジノロワイヤル」と「薔薇と拳銃」が再版されたので、当然のように購入、読了していたのだけど、持ち前の記憶力の無さから「ナッソーの夜」の中身を完全に忘れていたので、再読。
 どちらかというと、ジェームズ・ボンドそのものの話より、ボンドのスパイ的価値観と、真実は小説より奇なりという話。これをいったいどうやって映画にすんのかとも思うが、どうせいつものように映画は原作クラッシャーになるだろうと思うので、まあ問題ないか。
 映画の007は大ファンなので全部観ているけど、原作はまだあんまり読んでないから、どんどん崩したいなぁ。